あったかブログ

2017/03/19 更新

市民が守ってきた非核「神戸方式」

決議42周年記念のつどい

非核「神戸方式」決議四十二周年記念のつどいが実行委員会主催で神戸で開催され、三百五十人が参加しました。
谷口俊之港湾共闘議長は開会挨拶で、開港百五十年の神戸港の歴史の中で、神戸港の三つの宝(①平和のためのクリスマス闘争②六・九行動③非核「神戸方式」)を積み重ねてきた市民と労働者のたたかいの歴史を強調し、「その力で安倍政権を変え、県知事選挙・神戸市長選挙で地方から政治変革のうねりを起こそう」と訴えました。
神戸市原爆被害者の会の立川重則会長が挨拶「ヒバクシャ国際署名」を二〇二〇年までに数億の規模で達成させるために協力してほしいと訴えました。
梶本修史兵庫県原水協事務局長が基調報告。アメリカからの攻撃・圧力をのりこえ、市民が守ってきた非核「神戸方式」の意義がいまあらためて確信になっていることを豊富な資料で紹介しました。

緒方氏

記念講演は、日本原水協常任理事・日本共産党副委員長の緒方靖夫氏の「核兵器のない世界と非核『神戸方式』」。
緒方氏は、今月二十七日から国連で核兵器禁止条約交渉会議が開かれるという画期的な情勢を生み出してきた経過を説明。国連作業部会が採択した報告書を紹介し、法的文書の要素としてあげられているもののなかに、「核積載艦船の入港および領海侵入許可」が含まれること、非核「神戸方式」の先駆性をあらためて思い、記念集会を四十二回積み重ねてきた市民の運動の意義は大変大きいと述べました。
そのうえで、核保有国の激しい抵抗があるが、圧倒的多数の国々の賛同で採択されれば、核兵器の違法性が世界共通の認識になり、核保有国の手を縛る上で大変有効であることを詳しく解明しました。日本政府の態度も批判しました。
北朝鮮の問題にふれ緒方氏は、日本が軍事対応しようとしていることを批判し、日本共産党が提案している北東アジア友好協力構想の優位性にもふれて、世論と運動でこのチャンスを現実のものにすることが必要だと訴えました。
中村元一さんによる琉球古典音楽の演奏が行われ、その後、再度、緒方氏が会場からの質問に答えました。
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つどいは、二〇一七年非核神戸港アピール「核兵器禁止条約の交渉会議を成功させよう! 憲法九条と非核『神戸方式』が輝く神戸市、兵庫県、日本をつくりましょう」を拍手で採択しました。
最後に津川ともひさ県原水協代表理事が閉会挨拶をしました。