あったかブログ

2014/06/17 更新

原発をなくす会が 神戸市に原発からの撤退を要請

 原発をなくし自然エネルギーを推進する兵庫の会は6月17日、関西電力の定時株主総会(26日、ワールド記念ホールで開催)を前に、第三位の株主である神戸市の久元喜造市長に対し、株主総会で原発からの撤退を求めることなど、次の六項目を要請しました。神戸市側は、企画調整局、環境局、危機管理室の担当者が対応しました。

 
 

一、神戸市は関西電力の第三位の株主として、関西電力株主総会で原発からの撤退を求めること。

二、関西電力に対し、大飯原発三、四号機運転差し止め事件の控訴を取り下げるよう求めること。

三、兵庫県の発表した「放射性物質拡散シミュレーション(県内全域)の結果」に基づいた避難計画を策定し、広く市民に知らせること。

四、大飯原発三、四号機の再稼働の際に行った「容認」を、今後の原発再稼働において行わないよう関西広域連合で主張すること。

五、神戸市内の自然エネルギーを今後五年間でどの程度まで増やすのか計画を提示すること。その際、市民・地域住民の協力の上で推進すること。

六、神戸製鋼石炭火力発電は全量関電に売却しているが、年間約七百五十万トン(二酸化炭素換算)の温室効果ガスを排出している。関電・神鋼と協議し二酸化炭素の大幅削減を求めるととともに、新規石炭火力建設をやめ、メガーソーラーや洋上風力などへの変更を求めること。