[岡崎ふみのりのあゆみ]しんぶん赤旗より
久元市政を続けていては市民の命と暮らしは守れません。
「市民運動の先頭に」
多くの成果
敬老・福祉パス制度をよくする会などの事務局長であり、2014年から21の市民団体でつくる「神戸・市民要求を実現する会」の事務局長。神戸の市民運動の中心で、とことん市民に寄り添う、市長候補にうってつけの人です。
600近くの要望を市に届け、全員喫食の温かい中学校給食への改善、高校生の通学定期購入助成、駅から遠い地域のサービスが切り捨てられる「都市空間向上計画」の事実上の撤回など、多くの成果を上げました。
安上がりで市民に自己犠牲を押しつける市政を目の当たりに。久元喜造市長が1期目の公約である中3までの医療費無料化を投げ捨て、「無料がいいなら明石や三木に行けばいい」と言い放ったときは憤りました。
市はコロナ禍でも国に追随して病床削減を続け、「費用対効果」を優先して大規模PCR検査を抑制し、コロナ封じ込めに背を向けています。
「お金と命をてんびんにかけるのは間違っている」と正面から主張。「市民の命、暮らし、雇用・営業を守る市政に転換させます」
後輩の自殺
大阪府岸和田市生まれ。結婚を機に兵庫県に移り、2001年に受信料の契約・集金をする神戸のNHK地域スタッフの職に。個人委託の業務でした。
当時は受信料契約のノルマがきつく、「達成できなければ個人委託を解約する」といったNHK側の圧力がまかり通る中、低い業績を責められた後輩の青年が自殺します。
「これが公共放送のやることか。命が失われたのは労働条件を改善できなかった僕らにも責任がある」。人生の転機となりました。
2004年に仲間と全日本放送受信料労働組合の神戸支部を結成。同県協議会議長などを歴任し、裁判も取り組み、地域スタッフの地位向上、労働条件改善に尽力してきました。
2012年から兵庫労連事務局次長を力、労働運動と神戸の市民運動に本格的に関わっていきます。
現在、中央区ポートアイランドに在住。趣味は読書でドイツ文学が好み。中3で『資本論』を読んだというつわものでもあります。
「カフカの『掟(おきて)の門』」という短編小説で、怖い門番が“門をくぐるか否かは自分自身が決めることだ”と言い、主人公は怖くてくぐらず門前で朽ち果てるのですが、私はまずくぐってみようと立候補を決断しました。必ず勝ち抜く決意です」

